- 90 本当にあった怖い名無し[sage] 2011/09/25(日) 10:51:16.34 ID:SD02X8HR0
- これは人から聞いた話なんだけど、以前勤めてた職場で飲み会があって、
結構いい感じで盛り上がってたんだけど、なぜか話の流れが自分の体験した怪談披露の方向に。
その時の参加者の一人の話が個人的にとても印象に残ったのでその話を。
その同僚(以下A)が高校を卒業して大学生になって一人暮らしを始めた頃の話。
その頃はまだ携帯が普及し始めたばかりで、Aはまだ携帯を持ってなかったから、
住んでたアパートに固定電話をひいて使っていたわけです。
しばらくしてAも携帯を契約したんですが、携帯を買った帰りのこと。
とにかく早く使ってみたくて、でも友人の番号とかは暗記してたわけじゃない。
かといってわざわざ家族に携帯買った報告なんかするのもなんだかなぁと思ってた。
そこで思いついたのが自分のアパートの部屋の電話にかけてみることだった。
別に誰かと話したいわけじゃなくて、とりあえず繋がることがわかれば良かっただけだから、
さっそく自分の部屋に電話してみた。
Aは一人暮らしだから当然誰も出るはずがなかったんだけど、その時は3コールほどで電話は繋がった。
え? と思って固まっていると、「もしもし」と女の声が聞こえてきた。
反射的に電話を切り、一瞬パニくったAだったが、番号を間違えたのかもと思い、
もう一度かけなおしてみると今度は誰も出ない。1分ぐらい待ったけど誰も出ない。
そこで、
(ああ、やっぱりさっきは間違えてかけちゃったんだな。さっきの女の人には悪いことしちゃったな)
と思い、その日はそのまま帰宅した。
それから半年ぐらいして、そんなことがあったこともすっかり忘れてた頃。
大学でできた友人と遊びにいくことになったんだけど、Aは約束の日に寝坊してしまい、
待ち合わせの場所に遅れて行ったら、先に来てた友人がなんかニヤニヤして見てくる。
気持ち悪い奴だなと思ってると、友人が
「お前、彼女できたんなら言ってくれよ」
とか言い出した。
2011年10月3日月曜日
以前勤めてた職場で飲み会があった
2011年10月2日日曜日
海のそばの民宿
- 270 本当にあった怖い名無し[sage] 2011/10/01(土) 23:06:28.01 ID:VU64yO5v0
- 海の傍の民宿
高校生の時、部活の合宿で海の傍の民宿に泊まり込んだことがあった。
怖い顔をしたおっさんが経営する民宿で、安い割にボロボロで今にも倒れそうな木造だった。
夜、板張りの広い部屋で皆で雑魚寝していると、突然俺は揺り起こされた。
寝ぼけ眼でぼんやりと起こした奴を眺めると、
そいつが「トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い」と俺に囁くように言った。
俺は眠くてしょうがなかったが、そいつが「頼むよ お願いだよ」としつこく頼むので、
分かった分かったと言って布団から抜け出して、
皆を起こさない様に、そいつと抜き足差し足で部屋を出た。
トイレはどこにあるんだよ、と聞くと、海の家の外にあるんだが、
臭いし汚いし、何より明かりが無いから暗くて怖い、と
そいつは情けない声を出した。
俺はやれやれと思いながらそいつと廊下を抜け、海の家の玄関までやってきた。
そして玄関の戸に手を掛けようとした時、突然「何しよんかあぁ!!」と大声が響いた。
心臓から口が飛び出しそうになった俺が慌てて振り向くと、
民宿のおっさんが懐中電灯をこちらに向けながら憤怒の形相をしていた。
「いや、こいつがトイレに……」と言おうとすると、
おっさんが「出て行けぇ!!」と言いながら何かの粉をこちらにぶつけてきた。
塩だった。
2011年10月1日土曜日
2、3日前の事
- 105 本当にあった怖い名無し[sage] 2011/09/28(水) 23:40:01.84 ID:UgDW6zAt0
- 2、3日前の事。
少し早く仕事が終わって帰宅してたんだ。
んで、いつも通っている大通りに掛かってる歩道橋を歩いていると、
自分が登ってきた方向の方で、複数の子供達の声が聞こえた。
別に違和感も無く、チラッと声が聞こえ方を見ると
小学校高学年くらいの子供達4.5人が自転車に乗って歩道を走っていた。
楽しそうに、なかなかの勢いて走っていたので
(あぁ、学校が終わって早く遊びにいきたいんだなぁ…)
などと思っていると、
その子供達の中に1人だけ、自分の自転車を持っていないであろう子供が、
母親の自転車なのかサドル後方の荷台に、小さな子を乗せるシートを着けた自転車に乗っていた。
そのシートには、たぶん1、2歳くらいの小さな子供が乗っていた。
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